今日は土壁の素晴らしさを体感できる「左官ギャラリー」という施設を見学させてもらうよ!
左官ギャラリーの外壁は「洗い出し仕上げ」になっているんだ
「洗い出しシート」という材料を使うことで、今まで施工不可能だった大きな石を壁に敷き詰める
仕上が可能になったんだって。
天然の石を使っているから、外壁が傷みにくく汚れにくいのもポイントなんだ。
※洗い出し仕上げ:砂利などを混ぜたモルタルを塗りつけて、固まる前に表面を洗って、混ぜた砂利の頭部分を露出させる左官の仕上げ工法。
左官ギャラリー1番の目玉は、実物と全く同じ寸法で作られた草庵茶室「待庵」
お茶室の庭には飛び石と呼ばれる大きな石が置かれており、そこを渡ってお茶室に行くんだけど、
なんとこの飛び石…全て左官の技術によって作られたフェイクの石なんだ!
断熱材で形を作り、その上にモルタルを塗りつけて、造形、着色をすることで、
本物の石と全く見分けがつかない「擬岩」が完成!
この工法は、有名なあの夢の国でもたくさん使われているものなんだって!
茶室本体は完成後に一度解体して、木部の一本一本を「ミダスメタル」という金属の左官材で仕上げて、再度組みなおすという手法をとることで、茶室という伝統と最新技法のコラボレーションを実現しているんだって!
※ミダスメタル:対象の凹凸を活かして、金属のような外観、触感等を表現できるコーティング技術
来週も左官ギャラリーについて発信していくよ。
どんなものが見られるのか僕も楽しみ☆
左官ギャラリーの見学をしたい方は下記URLから問い合わせしてみてね。
それじゃーまったね♪
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〒064-0805 北海道札幌市中央区南5条西26丁目1−27
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