建築ラボ

2024.08.14

前回に引き続き「左官ギャラリー」を見学させてもらうよ。
土壁以外にも「和のディティール」を取り入れているみたい。

この不思議な窓は有楽窓っていうんだって。国宝茶室「如庵」に用いられている窓の名称で、
窓の外に竹をびっしり並べて取り付けていて、奥の景色がうっすらと分かるようになっているんだ。
竹の隙間から漏れる光には柔らかな印象を感じるね。

左官ギャラリーの障子
土壁と障子は4ミリの隙間で四方を仕上げられていて周りの木枠がないんだ、
だから、土壁の中に障子がはめ込まれているように見えるんだよ。
この手法によって障子の組子の美しさがより引き立っているね♪
※組子:日本の伝統的な木細工で、釘を使わずに木を組み付ける技術。

この組子建具は…
障子紙を全面に貼り付ける太鼓張りと呼ばれる手法を用いて、
組子を直接見せるのではなく、奥からの灯りで組子模様が障子から
浮き上がるようになっているんだ!

来週は中屋敷左官工業さんの研修センターでの活動を見学させてもらうよ!
どんなことをしているのかな~?今から楽しみだ!

左官ギャラリーの見学をしたい方は下記URLから問い合わせしてみてね。
それじゃーまたね☆

中屋敷左官工業株式会社
〒064-0805 北海道札幌市中央区南5条西26丁目1−27
011-561-6019
http://nakayasiki.co.jp/
左官ギャラリー見学のお問合せ
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