塗装の時に重要なのは下地づくりにおける道具たちを紹介しましょう。これが塗装工が使う道具。もちろんこれの他に塗装を行うハケやローラーも揃えてあります。
塗装予定のものに以前塗られていた塗料が残っている時も。そういった場合はこの皮すきという道具で削り取っていきます。ちなみにこの旧塗料を除去する作業のことをケレンと言い、これをおろそかにすると仕上がりが綺麗になりません。
ケレンが終わってから紙やすりで表面の凸凹を無くしつつ、表面に細かな傷をつけます。塗料の接地面積を増やし、塗料が剥がれにくくするのが目的です。
こうした地道な作業の末、ようやく塗装が始まります。刷毛やローラーが花形なら、皮すきやサンドペーパーは黒子と言ったところでしょうか。
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